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08月31日-議案説明-01号

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  1. 十和田市議会 2020-08-31
    08月31日-議案説明-01号


    取得元: 十和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    令和 2年  9月定例会(第3回)   令和2年8月31日(月曜日)                                        議事日程第1号 令和2年8月31日(月)午前10時開議 第1  会議録署名議員の指名 第2  会期の決定 第3  諸般の報告 第4  認定第1号 令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定について 第5  認定第2号 令和元年度十和田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認           定について 第6  認定第3号 令和元年度十和田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定           について 第7  認定第4号 令和元年度十和田介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に           ついて 第8  認定第5号 令和元年度十和田温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定につい           て 第9  認定第6号 令和元年度十和田水道事業会計決算の認定について 第10  認定第7号 令和元年度十和田下水道事業会計決算の認定について 第11  認定第8号 令和元年度十和田病院事業会計決算の認定について 第12  報告第20号 専決処分の報告について      専決第15号 (新)志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の一部変更契約            の締結について 第13  報告第21号 専決処分の報告について      専決第16号 草刈り作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定につい            て 第14  報告第22号 健全化判断比率の報告について 第15  報告第23号 資金不足比率の報告について 第16  報告第24号 令和元年度青森県新産業都市建設事業団の決算の報告について 第17  議案第60号 財産の取得について 第18  議案第61号 十和田地区環境整備事務組合規約の変更について 第19  議案第62号 市道路線の廃止について 第20  議案第63号 市道路線の認定について 第21  議案第64号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第6号) 第22  議案第65号 令和2年度十和田国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 第23  議案第66号 令和2年度十和田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第24  議案第67号 令和2年度十和田介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第25  議案第68号 令和2年度十和田温泉事業特別会計補正予算(第1号) 第26  議案第69号 令和2年度十和田水道事業会計補正予算(第1号) 第27  議案第70号 令和2年度十和田下水道事業会計補正予算(第1号) 第28  議案第71号 令和2年度十和田病院事業会計補正予算(第2号) 第29  発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に           対し地方税財源の確保を求める意見書                                        本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ただし、議案第64号を先議                                        出席議員(21名)    1番  山 田 洋 子    2番  今 泉 信 明    3番  中 嶋 秀 一    4番  中 尾 利 香    5番  小笠原 良 子    6番  山 端   博    7番  櫻 田 百合子    8番  氣 田 量 子    9番  斉 藤 重 美   10番  久 慈 年 和   11番  江 渡 信 貴   12番  堰野端 展 雄   13番  工 藤 正 廣   14番  石 橋 義 雄   15番  小 川 洋 平   16番  赤 石 継 美   17番  豊 川 泰 市   18番  織 川 貴 司   19番  野 月 一 博   20番  戸 来   伝   22番  畑 山 親 弘                                        欠席議員(なし)                                        欠  員(1名)                                        説明のため出席した者   市     長  小山田   久   副  市  長  西 村 雅 博   総 務 部 長  中 野 孝 則   企 画 財政部長  漆 舘 典 子   民 生 部 長  小 林 秀 記   健 康 福祉部長  佐々木   操   農 林 商工部長  田 村 和 久   建 設 部 長  杉 沢 健 一   上 下 水道部長  森   忠 久   病院事業管理者  丹 野 弘 晃   病 院 事務局長  中 谷 慎 志   教  育  長  丸 井 英 子   教 育 部 長  中 野 寿 彦   選挙管理委員会  古 舘   實   委  員  長   選挙管理委員会  小笠原   大   事 務 局 長   代 表 監査委員  髙 岡 和 人   農業委員会会長  杉 山 秀 明                                        職務のため出席した事務局職員   事 務 局 長  福 島   均   次     長  鳥 谷 正 幸   主     査  村 中 健 大   主     査  岩 城 圭 祐                           午前10時00分 開会 ○議長(畑山親弘) 出席議員は定足数に達していますので、定例会は成立しました。  ただいまから令和2年8月24日告示招集されました令和2年第3回十和田市議会定例会を開会します。 ○議長(畑山親弘) これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議事日程第1号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(畑山親弘) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、5番小笠原良子議員、6番山端博議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(畑山親弘) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今定例会の会期は、本日から9月18日までの19日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、会期は19日間と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(畑山親弘) 日程第3、諸般の報告を行います。  議長の処理事項及び議員派遣の報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりですので、ご了承願います。 △日程第4 認定第1号 令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定について~日程第28 議案第71号 令和2年度十和田病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(畑山親弘) 日程第4、認定第1号 令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第28、議案第71号 令和2年度十和田病院事業会計補正予算第2号までの認定8件、報告5件、議案12件を一括上程します。  この際、理事者から提案理由の説明を求めます。  市長       (市長 小山田 久 登壇) ◎市長(小山田久) おはようございます。令和2年第3回定例会の開会に当たり、提案いたしました議案について、その概要をご説明申し上げます。  認定第1号の令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  歳入歳出予算現額389億5,056万7,458円に対し、歳入決算額353億891万6,259円、歳出決算額337億8,478万2,417円で、歳入歳出差引額は15億2,413万3,842円となりました。また、継続費に係る繰越財源が7,179万4,653円、繰越明許費に係る繰越財源が1億388万7,000円あることから、これらを差し引いた額13億4,845万2,189円が実質収支額となりました。実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金に6億円、地域振興基金に5億円の計11億円を積立てし、残額の2億4,845万2,189円は翌年度へ繰り越すことになりました。  認定第2号の令和元年度十和田国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  歳入歳出予算現額66億1,790万4,000円に対し、歳入決算額66億9,529万3,469円、歳出決算額64億4,375万770円で、歳入歳出差引額は2億5,154万2,699円となりました。歳入歳出差引額のうち、地方自治法第233条の2の規定により国民健康保険事業基金に1億2,600万円を積立てし、残額の1億2,554万2,699円は翌年度へ繰り越すことになりました。  認定第3号の令和元年度十和田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  歳入歳出予算現額6億8,059万2,000円に対し、歳入決算額6億8,348万2,131円、歳出決算額6億6,610万8,695円で、歳入歳出差引額の1,737万3,436円は翌年度へ繰り越すことになりました。  認定第4号の令和元年度十和田介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  歳入歳出予算現額71億7,648万8,000円に対し、歳入決算額70億2,511万504円、歳出決算額69億1,635万6,487円で、歳入歳出差引額は1億875万4,017円となりました。歳入歳出差引額のうち、地方自治法第233条の2の規定により介護保険事業基金に5,500万円を積立てし、残額の5,375万4,017円は翌年度へ繰り越すことになりました。  認定第5号の令和元年度十和田温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  歳入歳出予算現額3,183万4,000円に対し、歳入決算額2,867万4,602円、歳出決算額2,781万2,165円で、歳入歳出差引額は86万2,437円となりました。歳入歳出差引額のうち、地方自治法第233条の2の規定により温泉事業財政調整基金に86万1,000円を積立てし、残額の1,437円は翌年度へ繰り越すことになりました。  認定第6号の令和元年度十和田水道事業会計決算の認定について申し上げます。  初めに、収益的収入及び支出については、収入の決算額15億8,214万1,727円に対し、支出の決算額は13億7,348万7,311円で、収支差引き2億865万4,416円の純利益となりました。  次に、資本的収入及び支出については、収入の決算額1億938万6,000円に対し、支出の決算額は9億4,401万5,535円となりました。  資本的収入額資本的支出額に不足する額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金等で補填いたしました。  認定第7号の令和元年度十和田下水道事業会計決算の認定について申し上げます。  初めに、収益的収入及び支出については、収入の決算額23億7,732万172円に対し、支出の決算額は23億1,851万4,606円で、収支差引き5,880万5,566円の純利益となりました。  次に、資本的収入及び支出については、収入の決算額15億1,480万6,280円に対し、支出の決算額は24億4,611万2,588円となりました。  資本的収入額資本的支出額に不足する額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金等で補填いたしました。  認定第8号の令和元年度十和田病院事業会計決算の認定について申し上げます。  初めに、収益的収入及び支出については、収入の決算額82億9,674万369円に対し、支出の決算額は89億2,034万1,809円で、収支差引き6億2,360万1,440円の純損失となりました。  次に、資本的収入及び支出については、収入の決算額9億9,009万8,000円に対し、支出の決算額は12億3,392万2,482円となりました。  資本的収入額資本的支出額に不足する額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金等で補填いたしました。  報告第20号の(新)志道館建設敷地内施設解体工事請負契約の一部変更契約の締結についての専決処分は、(新)志道館建設敷地内施設解体工事請負契約について、旧十和田市民屋内グラウンド基礎ぐい撤去工事の取りやめ、旧十和田市勤労青少年ホーム浄化槽撤去工事の追加等に係る設計変更に伴い、契約金額を変更したものであります。  報告第21号の草刈り作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分は、令和2年7月16日に発生した草刈り作業中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定をしたものであります。  報告第22号の健全化判断比率の報告については、令和元年度十和田市の健全化判断比率を報告するためのものであります。  報告第23号の資金不足比率の報告については、令和元年度十和田市の各特別会計資金不足比率を報告するためのものであります。  報告第24号の令和元年度青森県新産業都市建設事業団の決算の報告については、同事業団から令和元年度の決算の提出を受けたので報告するためのものであります。  議案第60号の財産の取得については、教育用コンピューターを購入するためのものであります。  議案第61号の十和田地区環境整備事務組合規約の変更については、同組合の解散に伴う同組合の事務の承継について、関係市町村が議会の議決による協議をもって定めるため、同組合規約の変更について協議するためのものであります。  議案第62号の市道路線の廃止については、市道西十二番町14号線を廃止するためのものであります。  議案第63号の市道路線の認定については、市道路線として旧伝法寺小学校線を認定するためのものであります。  議案第64号の令和2年度十和田一般会計補正予算第6号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ15億1,596万7,000円を追加いたしました。この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は445億6,594万7,000円となりました。  歳出の主なものについては、第4次新型コロナウイルス感染症に係る支援・対策事業としてプレミアム付商品券発行事業新生児子育て支援給付金事業学校エアコン整備事業オンライン学習環境整備事業避難所衛生環境対策事業光ファイバー整備支援事業等に要する経費のほか、総務費として寄附による育英基金の積立金、駐車場整備事業及び市議会議員補欠選挙の執行に要する経費、民生費として社会福祉費児童福祉費及び生活保護費における扶助費等の前年度実績報告に伴う国、県支出金の精算による返還金、教育費として寄附による図書及び備品の購入に要する経費の追加であります。  次に、歳入の主なものについては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を含む国庫支出金2億9,907万1,000円、地方交付税1億7,526万円及び繰入金5億5,710万1,000円を追加いたしました。  地方債の補正については、見込額を計上いたしました。  議案第65号の令和2年度十和田国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億4,777万2,000円を追加いたしました。この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は67億3,964万9,000円となりました。  議案第66号の令和2年度十和田後期高齢者医療特別会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,737万2,000円を追加いたしました。この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は7億9,235万2,000円となりました。  議案第67号の令和2年度十和田介護保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ7,828万3,000円を追加いたしました。この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は72億3,458万4,000円となりました。  議案第68号の令和2年度十和田温泉事業特別会計補正予算第1号、議案第69号の令和2年度十和田水道事業会計補正予算第1号及び議案第70号の令和2年度十和田下水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて減収した十和田湖畔地区及び焼山地区観光事業者温泉使用料水道料金及び下水道使用料を減免したことに伴い、それぞれ一般会計からの繰入れ等について補正いたしました。  議案第71号の令和2年度十和田病院事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、医療機器購入及び病院機能評価業務の委託に係る2件の債務負担行為の見込額を計上いたしました。  以上、本議会に提案いたしました議案の概要について申し述べましたが、詳細につきましてはその都度ご説明申し上げますので、ご審議の上ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(畑山親弘) 次に、認定第1号から認定第8号まで代表監査委員より審査の説明を求めます。  髙岡代表監査委員       (代表監査委員 髙岡和人 登壇) ◎代表監査委員髙岡和人) 令和元年度決算審査意見報告。認定第1号から認定第5号までの令和元年度十和田一般会計特別会計歳入歳出決算に係る審査意見をご報告申し上げます。  審査は、令和2年7月1日から令和2年8月5日まで実施いたしました。  この審査に当たっては、各会計歳入歳出決算書決算事項別明細書実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金の運用状況を示す書類につきまして、関係法令に準拠して作成されているか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、財産の管理及び基金の運用は適正であるか等に主眼を置いて実施いたしました。  その結果、審査に付された決算書等は、関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認められました。また、基金の運用状況につきましても計数に誤りはなく、適正に運用されているものと認められました。  決算に係る総括的意見につきまして、その概要及び意見をご報告申し上げます。一般会計特別会計の4ページをお開きください。  令和元年度における決算状況を見ますと、一般会計では歳入決算額が353億891万6,259円で、前年度に比べ22億5,552万1,989円、歳出決算額が337億8,478万2,417円で、前年度に比べ22億7,704万9,919円、それぞれ増加しております。歳入歳出差引額は15億2,413万3,842円で、翌年度へ繰り越すべき財源1億7,568万1,653円を差し引いた実質収支額は13億4,845万2,189円の黒字となっております。  次に、特別会計は、4特別会計の合計で歳入決算額が144億3,256万706円で、前年度に比べ2億285万4,408円、歳出決算額が140億5,402万8,117円で、前年度に比べ1億666万453円、それぞれ減少しております。歳入歳出差引額は3億7,853万2,589円となっており、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額で黒字となっております。  令和元年度決算における主な財政指標等普通会計ベースで見ますと、地方債現在高は前年度から8.8%増加し311億5,385万7,000円となっております。また、公債費に充当された一般財源の比率を示す公債費負担比率警戒ラインの15%以下の13.1%で0.7ポイント、財政規模に対する公債費の返済割合を示す実質公債費比率は8.7%で0.6ポイントと、それぞれ減少しております。  しかし、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度より0.4ポイント減少し89.5%となっているものの、引き続き財政硬直化要注意ラインの85%を超えているため、総じて厳しい財政状況にあります。  以上、総括的に述べたところでありますが、今後も少子高齢化人口減少社会の進行による市税等の伸び悩み、社会保障関連経費公共施設整備等関連経費の増大が見込まれ、さらには新型コロナウイルス感染症による経費の増大や、来年度以降の市税等の減収により、今後の財政運営は依然として予断を許さない状況にあると認識しております。  このことを踏まえ、最少の経費で最大の効果を上げるという行財政運営の基本にのっとり、これまで以上に健全な財政運営を堅持していくとともに、市民と協働のまちづくりを推進することにより、住みたい、住み続けたい、訪れたいまちとして強く支持されるよう、魅力に満ちたまちの創出に向け努力されるよう望むものであります。  次に、認定第6号から認定第8号までの令和元年度十和田公営企業会計決算につきまして審査意見をご報告申し上げます。  審査は、令和2年6月3日から令和2年8月5日まで実施いたしました。  この審査に当たっては、提出された決算報告書、財務諸表、その他附属書類関係法令に準拠して作成され、かつ各事業の経営成績及び財政状態が適正に表示されているか否かを確認するため、諸帳簿及び証書類との照合や担当職員の説明を聴取するなどの審査を実施いたしました。  その結果、審査に付された決算報告書等は、関係法令に準拠して作成されており、各事業の当年度の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。  決算に係る審査意見につきましては、それぞれ記載しておりますが、その概要及び意見をご報告申し上げます。  最初に、水道事業についてご報告申し上げます。水道の10ページをお開きください。  令和元年度の経営状況については、収益的収支において、上水道事業では2億5,443万6,964円の純利益を計上したのに対し、簡易水道事業では4,578万2,548円の純損失を計上しております。水道事業全体では、前年度の純利益に比べ1,798万3,210円増加し2億865万4,416円の当年度純利益となっております。これに前年度繰越利益剰余金25億6,611万1,027円を加えた当年度未処分利益剰余金は27億7,476万5,443円となり、減債積立金に1,100万円積み立てた結果、翌年度繰越利益剰余金は27億6,376万5,443円となっております。  業務実績における給水戸数は、上水道3万4,034戸、簡易水道868戸、給水人口は上水道5万8,640人、簡易水道1,180人となり、合わせて給水戸数は前年度よりも200戸増加の3万4,902戸となったのに対し、給水人口は前年度よりも434人減少の5万9,820人で、普及率は98.8%となっております。  主たる収入である給水収益については、昨今の少子高齢化による人口減少や、節水型社会への移行などにより水需要はさらに減少すると予想され、水道料金の増収は期待できない状況となっております。  また、これまで整備してきた水道施設更新需要の増大、大規模地震豪雨災害などに備えた施設、管路の耐震化などの課題に対応していくための財源確保が重要となり、水道事業を取り巻く環境はさらに厳しくなる状況にあります。  今後も安全で安定的な水の供給を維持するために、十和田市水道事業経営戦略及び十和田市水道事業ビジョン2019により、中長期的視点に立った技術的基盤に基づく計画的、効率的な事業運営に努められるよう望むものであります。  次に、下水道事業についてご報告申し上げます。下水道の14ページをお開きください。  令和元年度の経営状況については、収益的収支において、公共下水道事業では6,585万643円、農業集落排水事業では37万7,224円、浄化槽整備事業では214万498円の純利益を計上したのに対し、小規模集合排水処理事業では82万651円、特定環境保全公共下水道事業では874万2,148円と、それぞれ純損失を計上しております。下水道事業全体では5,880万5,566円の純利益となっております。これに前年度繰越欠損金25億179万84円を差し引いた当年度未処理欠損金は24億4,298万4,518円となっております。  業務実績における汚水処理人口普及率は、市全体では、行政区域内人口が6万697人で、個別処理浄化槽分を含めた処理区域内人口が5万4,326人となり、前年度末より0.9ポイント上昇し、89.5%となっております。  下水道事業を取り巻く環境は、少子高齢化による人口減少節水型社会への移行により、下水道使用料はいずれの事業も今後は減少傾向にあると推測されます。  また、点在する農業集落排水処理施設を抱える本市は、限られた使用料収入の中で累増した企業債の償還などと併せ、老朽化が進んだ下水道施設の更新や、耐震化を考慮した長寿命化対策など、引き続き多額の投資が見込まれており、下水道事業経営状況は一層厳しさを増すものと予想されるところであります。  このような状況の下で、市民の安全で快適な暮らしを支え、安定的に下水道サービスを提供するため、中長期的な経営の基本計画である十和田市下水道事業経営戦略に基づき、維持管理費の平準化と水洗化の普及促進に努め、より効率的で採算性を踏まえた企業経営を望むものであります。  最後に、病院事業についてご報告申し上げます。病院の8ページをお開きください。  令和元年度の経営状況を見ますと、総収益は前年度に比べ1億5,063万4,597円減少し82億9,674万369円となっており、総費用は前年度に比べ1億8,110万9,201円増加し89億2,034万1,809円となっております。この収支の結果、6億2,360万1,440円の当年度純損失を計上し、前年度の純損失額2億9,185万7,642円に比べ3億3,174万3,798円増加しております。これに前年度繰越欠損金123億8,778万3,939円を加えた当年度未処理欠損金は130億1,138万5,379円に増加し、累積欠損金比率は171.0%となったことから、依然として累積した欠損金を繰り越す厳しい経営状況となっております。  医業収益については、前年度に比べ、入院外来を合わせた延べ患者数が1万4,516人減少し24万14人、1日平均入院患者数が17.1人減少したことから、4,756万3,744円減少し76億961万4,286円となっております。その結果、医業損失は前年度に比べ1億7,183万7,151円増加の7億5,505万6,587円に増加しております。  医業費用については、前年度に比べ1億2,427万3,407円増加し83億6,467万873円となっております。これは、資産減耗費が2,008万7,116円、経費が1,335万1,288円減少となったものの、給与費が1億4,532万1,925円、材料費が1,894万8,886円増加したことが主な要因になっているものであります。  医師をはじめとする病院職員が経営改善のため、救急患者の積極的な受入れ、診療報酬請求改善の取組、他医療機関からの紹介及び他医療機関への逆紹介の推進等に取り組んだものの、入院患者数が昨年度より減少したため入院収益が減収となり、単年度資金収支での黒字化は達成できませんでした。  経営環境においては、上十三地域医療圏における中核病院として安全で質の高い医療を提供する重要な役割を求められる中、医師不足や少子高齢化に伴う医療需要の変化への対応、老朽化した医療機器の更新、さらには感染症指定医療機関として新型コロナウイルス感染症等の患者受入れなど、病院経営を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。こうした課題に対応し、持続可能な病院経営を目指すため、平成29年3月に策定した十和田市立中央病院新改革プランに基づき、引き続き医師等の確保に努めるとともに、経営改善に向けた各種取組を推進し、将来の疾病需要の変化や少子高齢化社会の医療課題に対応する安定的な事業運営を望むものであります。  以上、令和元年度十和田一般会計特別会計及び公営企業会計決算審査意見をご報告申し上げます。 △日程第4 認定第1号 令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定について~日程第11 認定第8号 令和元年度十和田病院事業会計決算の認定について ○議長(畑山親弘) この際、日程第4、認定第1号 令和元年度十和田一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第11、認定第8号 令和元年度十和田病院事業会計決算の認定についてまでの令和元年度十和田市各会計決算8件について総括質疑を行います。  質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  お諮りします。認定第1号から認定第8号までの令和元年度十和田市各会計決算8件については、議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、認定第1号から認定第8号までの令和元年度十和田市各会計決算8件については、議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。 △日程の変更について
    ○議長(畑山親弘) 次に、お諮りします。  この際、日程の順序を変更し、日程第21、議案第64号 令和2年度十和田一般会計補正予算第6号についてを先議したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、日程の順序を変更し、日程第21、議案第64号を先議することに決定しました。 △日程第21 議案第64号 令和2年度十和田一般会計補正予算(第6号) ○議長(畑山親弘) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 △日程第29 発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 ○議長(畑山親弘) 日程第29、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題とします。  お諮りします。本案について、会議規則第37条第3項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、発議第3号については提案理由の説明を省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 △休会の件 ○議長(畑山親弘) 以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。明9月1日から9月7日までの7日間は、常任委員会審査及び議案熟考等のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑山親弘) ご異議なしと認めます。  よって、明9月1日から9月7日までの7日間は、休会することに決定しました。 △散会 ○議長(畑山親弘) 来る9月8日は、午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  大変ご苦労さまでした。                           午前10時43分 散会...